2008/08/12
只今絶賛ボーマスに向けて同人誌を執筆中… (;T∀T)のハズ…
実はリンのネタで行こうと思ってるんですが、ど~もストーリーがいまひとつ…。
ボーカロイドオンリーのイベント向けなので、例えエロといえどあまりメインから離れてはイカンだろう~…と思っていたのですが、自分が描いてて面白くないんじゃ仕方ない!
そんな訳でちょっと予定変更!!
(と言ってもまだネームすら完成してませんがw)
ちょっと前まではチョコチョコ描いてた“ふたなりレンきゅん”の絵。
いつもコメントくれる方のお言葉も思い出し、ちょっと久々描いてみました。
描いたついでにちょっと思い描いていた、ショートストーリなどもご一緒にどうぞw
―― リンとレンの夏物語 ――
季節は夏まっさかり!!
そして夏といえば勿論「海」!
海といえば〝ふたなりレンきゅん〟にとって何時も困るのがやっぱり水着!
なぜなら女の子の水着を着るのは恥ずかしいから絶対嫌だし…
かといって姉より大きな〝オッパイ〟はどうにも隠す術が無かった…
とりあえずシャツを着て胸を隠す事にしたが、ついつい胸元を手で覆っちゃいます♡
そしてとっても〝お姉さん気質〟なリンちゃんは、このヘンな身体を持つ弟の事が心配で恥ずかしながらも引率する事に…
しかしその胸中は複雑だった…
リン「あ~ もう・・・恥ずかしいなあ!でも仕方ないかぁ…コイツいっつもオドオドしてるからほっとけないし・・・」
チラっとレンの方に目を向けるリン
リン「そりゃ気持ちは解らないでも無いけどね・・・ いくら胸があるからって・・・女の子の水着なんて絶対嫌だろうし・・・」
やはり胸元が気になるのかずっと腕をくんでいるレン
しかしTシャツごしに象られたその柔らかい部分は腕の隙間からはみ出し、全体を隠しきれていなかった…
リン「ハァ…、それにしてもデカイわね!歩くたびに揺れてるじゃない!!フン、どうせアタシはツルペタですよぁ~だっ!」
レンの胸元を見るたびだんだんイライラ感が募るリン
リン「ナニよ!女が小さくて男のアンタが巨乳ってどーいう事!? …あ~~っ!だんだん腹たってきた!!」
なんだかプリプリ怒ってるリンに気づき、ちょっと心配になったレンきゅん
レン「リン姉ェ…どうかしたの?」
リン「な…、なんでも無いわよ!!」
遮るようにそう言い放つリン
リン「とにかくアンタは、今日はそのシャツ着たまま泳ぎなさいよ!纏わり付いて気持ち悪いとか思っても絶対脱いじゃ駄目だからね!! わかったレン?!」
レン「わ…、わかってるよぉ…」
しぶしぶ頷くレン
レン「でもリン姉・・・」
リン「な…、なによ?」
レン「リン姉ェの水着・・・、凄く可愛いよ」
予期せぬ突然のレンの言葉に思いっきり焦ってしまったリン!
リン「ハァッ?! チョッ…、な、なにを突然言い出すのよ!馬鹿!」
思わず声がうわずり、顔を真っ赤に染めるリン
そして胸の鼓動は自分でも信じられないくらいドキドキしていた…
男の癖に…
自分よりスタイルの良い弟に嫉妬していたのに…
リン「あ…、アンタなんかに褒められたってちっ~とも嬉しくないんだから!」
レン「ハハ…、そりゃそうだよね…」
しかしリンにはそれ以上言葉が出なかった…
だってホントは嬉しかったから…
リン「わたし…、アッチで泳いでくるっ!アンタも適当に泳いでなさい!!」
レン「え?ちょ…、待ってよ!リン姉ェ!!」
波間に向かって走る双子の姉弟
リンは早く水に入りたかった
火照った顔、熱くて仕方のない身体を、レンに気付かれたく無かったから…
リン「…レンのばか」
走りながらリンはつぶやく
しかしその口元はホンの少しながらの笑みを浮かべていた
レン「え、な~にリン姉!?」
リン「なんでもないっ!!!」
リンはレンを遮るように向かってくる白波に思いっきり飛び込んでいった
しかし…、この後とんでもない失敗に陥るとは今の二人は知るよしも無かった…
―― つづく ――
(*゚∀゚)え、続くの!?うそんww
でもショートストーリーって結構ムズカシイのねん
(;T∀T)
書いてる分にはナカナカ面白かったけど…w